−−まずは主題歌に決まったことについてのご感想をお願いします。
yozuca*:すごい嬉しかったですね。主題歌を歌わせていただくこと自体がまだ2回目と経験が浅いので、「こりゃ、精一杯がんばらねば」と思いました。

橋本みゆき:橋本は、アニメの歌をやらせていただくのは初めてなので、まずビックリ!でした。 嬉しいんだけど、それより「本当に、流れるの? 本当に私の歌、出るの?」…という心配というか、不安が…(苦笑。…まだ今も実は(不安が)あって、本当にTVにをつけて、本当にTVで流れているのを見ないと実感できないかもっていうのが、正直あります。
−−それぞれ、どういう感じの歌なんですか?
yozuca*:テンポがあって、スピード感があって、キラキラしていて、本当に夏にぴったりな感じの曲になっています。

橋本みゆき:アニメの中にも出てくる女の子に気持ちをリンクさせて、詞を書かせていただきました。…すごく大事なものとか大事な人って、近くにいたりあったりするんだけど、結構気づかないと思うんですよ。そういうことが、私も多いと思うんで「そういうところに、もっとみんな目を向けてよ!」っていう…。そういう、気づかれたりしない人とかモノの気持ちを歌っている歌なんで、わりと曲はゆったりとしていて、女の子の気持ちになって出てくる言葉…って感じですね。
−−原作のご感想はいかがですか。
yozuca*:すごく最初、あの…関係者の方に「いやぁー、すごいよ」って聞いてたんですけど(笑。全然!なんか普通に女の子でも何の抵抗もなく読めたし、どんどんどんどん「次どうなるのかしら?」みたいな感じで、面白いなと素直に思いました。
−−特にお気に入りのキャラとかは?
yozuca*:私は、もし会えるんだったら主人公の雪成くんに会ってみて、……yozuca*でもジンマシンは出るかな?って…(笑。
…ってな感じで、ちょっと触ってみたいです。

橋本みゆき:ミハルちゃんみたいな人には憧れます。…感情をすごい、表現することができるじゃないですか。こう「お腹すいた!」とか(笑。私は、そういうのがなかなかできなかったりするんで、…その、どっちかっていうと(思っていることを言い出せない)桐絵ちゃんタイプな感じのところがあるんで、可愛いなぁと思いました。
−−それぞれ、気をつけたといったところはございますか?
  アニメ主題歌ということを意識されましたか?
yozuca*:今回アニメの主題歌が2回目になるんですけど、1回目の時も、実際にTV画面でアニメの映像とリンクして流れた時、「あ、こういう風にリンクして流れるんだ」というのが実感できたんですね。今回も、レコーディング中に自分なりにイメージしたりしながら歌ったんですけど、実際にアニメーションと一緒に流れてくるのを観るのが楽しみだなぁ、と…どちらかといえば、そういう風に思いながら歌いました。
大体レコーディングをする時は、その曲とか歌詞の内容とか、あと自分なりの表現とかがガッチリ合うのはどこかな…とかっていうのを、曲をもらって詞をいただいた時に自分なりに考えてみているんです。だから、特別にアニメだから、という意識はなかったですね。今回の場合は、現場でレコーディングで歌ってみて、ディレクターさんと一緒に「もっと、こういう感じがいいよね」とかって話をしながら進めていきました。コンセプトは、夏発売だから元気にやろうよ!って感じです。

橋本みゆき:初めてのアニメ主題歌なんですが、本当にまだビックリしている状態が続いているんで、「アニメだから頑張ろう」という気持ち以前にあんまり実感が沸いてなくて、今ここにいるのも不思議なくらいです(笑。詞を自分で書いているというのもあって、アニメの曲ということをあまり意識しないで、一人の女の子として書いて、歌ってます。実際のアニメのエンディングで流れる部分の先に、女子が普段は出せない気持ちをちょっとだけ出している…といった箇所があって、そこが橋本の心の声でもあるので、そこをグイッと気持ちを込めて歌っています。是非アニメでもエンディングを聴いて欲しいし、そういうアニメでは流れない「心の声」の部分も聴いて欲しいです。
−−だいぶ、ライブとかでの反応が楽しみですね。
yozuca*:ついこの間、初めてライブで「going my way」を唄わせて頂いたんですが、最初っからノリノリで応援してもらえたんで、スゴイ嬉しかったな、これはアニメ始まるのが楽しみだなと思いました。
−−それぞれの歌で、ここがお気に入りというのがあればお教えください。
yozuca*:「going my way」のサビで、「今は進めばいい 愛を信じよう」というのがあるんですけど、すごく力強い言葉で、立ち止まろうとしている人とかも勇気の一歩を踏み出せそうな歌詞だなと思って、…そこが、大好きです。

橋本みゆき:女の子の、あんまり表に出せない気持ちっていうのが、歌の中で出てくるので、半分妄想みたいなのが入ってたりするんですよ。で、本当はやりたいけどできないってところもあって。"…できるのであれば、時間を止めて、そうするとみんな止まっちゃうんですけど自分だけ動けて、好きな人のところに行って、ちょっと…チュッってしちゃいたいなぁ"っていうところがあるんですよ。…なんか、ちょっと自分の妄想みたいで恥ずかしい(笑。言い出せない気持ちだけど、歌にのせれば言える、みたいな。そこが気に入ってます。聴いている人に、自分のことだと思聴いてほしいですね。
−−では、カラオケとかで主題歌を歌う時に、気を付けてほしい所はありますか?
yozuca*:「going my way」は今まで私が歌わせていただいた曲の中でも、非常に難しかったんです。なので、皆さんがカラオケで歌ってくださるのは、とっても嬉しいんですけど。…私よりは、上手くならないでね(笑。…私も一応、逃げるように頑張ります(笑。全体を通して音程の上下がかなりあるので、サビの一番高いところは、男性でも裏声で歌ってください(笑。

橋本みゆき:「ここにいるから…」は、尾崎豊の「I LOVE YOU」が、女性を連れてきて聴かせる歌だとすれば、それの女性版みたいな感じですね(笑。好きな人を連れて行って、歌ってほしいな。

yozuca*:「この曲でGETだぜ!」(笑。

(一同笑)

橋本みゆき:是非GETした方は橋本まで、ご一報ください!(笑。…もう自分の気持ちを絞り出すような感じで歌って、GETしてください(笑。もし本当に、すっごい情感を込めるとしたら、本当にTVのエンディングでは聴けないところなんですけど、心の声を言葉にしている部分があるので、そこで好きな人の目を、見て!…歌ってください。

yozuca*:ものすごい、直球なアプローチになりますよね。

橋本みゆき:GETできるか、嫌われるかのどっちかで(笑。

yozuca*:紙一重じゃん!(笑

橋本みゆき:ゼロか、1か(笑。

yozuca*:…すっごい、賭けに出なきゃいけないと。

橋本みゆき:はい。…まぁ人生、賭けていかないと(笑。

(一同笑)
−−それぞれの歌のイメージにあった女の子は誰ですか?
yozuca*:桐絵ちゃん、ですかねぇ。桐絵ちゃんって、結構かまわずブン殴ったりしてるし(笑。別にブン殴る歌じゃないんですけど、シットリでもないし、なんかこう…、バランス的に見ると、桐絵ちゃんかなぁって。

橋本みゆき:曲の雰囲気から、あたしミハルちゃんだと思ってた。

yozuca*:多分、作詞作曲のtororoさんもミハルちゃんのイメージだったかも(笑、…どうなのかな?

橋本みゆき:でも、性格的には福山くんの方が、超「going my way」ですよね(笑

yozuca*:福山兄妹に。

橋本みゆき:兄妹に(笑。

yozuca*:あ、でも結構いけるかもしれない(笑。福山兄妹の歌う「going my way」。

橋本みゆき:いいかも(笑。

yozuca*:(低音で)♪〜going my way〜

橋本みゆき:それもいいかも(笑。

yozuca*:「going my way」は、いろんな人に合うみたいですね(笑。

橋本みゆき:実は私も、桐絵ちゃんの気持ちの一部を切り取って、詞を書いたんです。元気なのが普段の桐絵ちゃんだとすれば、…桐絵ちゃんって、あんまり自分の気持ち、言わなかったりするじゃないですか。だからそういう気持ちを、…橋本の気持ちの近い部分と重ね合わせて書いたんです。…まぁでも、素直に自分の気持ちを言えない人が、あの歌を歌うかって言うと、歌わない気がする(笑。
−−それでは、最後に皆さんへのメッセージと今後の抱負を。
yozuca*:7月22日に「going my way」がLantisから発売されます。じっくり聴いてもらうっていうよりは、一緒に歌ってもらえればいいかなと思います。それからyozuca*は9月1日に初めてのアルバムをリリース致します。こちらも是非、楽しみにしていただけたらいいなと思います。

橋本みゆき:橋本のエンディング「ここにいるから…」は、8月25日に発売されます。男性は「自分のことを想って歌っている」と、女性は自分の気持ちとして、聴いていただければいいなと思います。今後もゲームとかで歌う予定がありますので、また橋本みゆきを見かけたら、チェックしてください。
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